宇宙人に取り扱い説明書を書こう!|相手に伝わる説明文を書く授業と小学生の作品〜全4回まとめ〜

ココの杜のキャラクター ココちゃん

宇宙人に取り扱い説明書を書こう!

Instagramで4回に分けてお届けした、ココの杜の授業と子どもたちの作品のお話を、1つにまとめました。

宇宙人のスペースくんがやってきた

宇宙人のスペースくん。出身はスペースワールド星(福岡の人には懐かしいですね)。

この星がブラックホールに飲み込まれ、スペースくんは「ココの杜星」に脱出しました。「ココの杜星」を地球のような豊かな星にするため、動物を育てることになりました。

でも、スペースくんは地球の動物を知りません。

そこで選ばれたのが、地球大使(生徒の皆さん)。宇宙人にもわかるように、動物の説明書を書くことになりました。

学年ごとに、それぞれの想像が動き始める

授業では、高学年は少し微笑みながら設定を楽しんでいたり、中学年は「ココの杜星って何?」とツッコんだり、低学年は真剣な顔で「空気とか水とかあるのかな?」なんて首を傾げて考えたり。

このように、それぞれの想像が動き始めます。

相手に伝える文章を書くには、豊かな想像力が必要です。

ココの杜では、このようなワークを通して
・想像する力
・考える力
・伝える力
を育てています。

カラス編|小学1年生の作品

そんなスペースくんに向けて、地球大使の子どもたちが取り扱い説明書を作ってくれました。まずは、小学1年生の作品です。テーマは、カラス。

まず面白いのは、観察の細かさです。
・くちばし
・ひたい
・のどもと
・はね
・おなか
・しっぽ
・足
と、体の部位を自分で見つけて書き込んでいます。

図鑑を写すのではなく、「自分の目で見て言葉にしている」ところがとてもいいところです。

さらに驚くのは、特徴のまとめ方。
・きおくりょくがよい
・人の声を見分けられる
・かずがわかる
・なき声で会話する
・公園のすべり台をすべることができる

ただ知識を書くのではなく、「カラスってこんな生き物なんだ」と自分なりの視点で整理しています。

自分で考えたQ&Aで、相手の立場に立つ

そして最後のQ&Aがとても面白い。

Qを自分で考えることによって、相手の立場になって物を考えることになり、コミュニケーション能力が育つという構図ができあがります。

また、その問いに対して
・ごみをちらかす
・食べ物を取る
・エアコンの室外機やパネルを壊す
など、生活の中のリアルな観察が書かれています。

さらに「どうしたらいいですか?」という問いには
・かかしを立てる
・目玉風船をぶらさげる
と、ちゃんと解決策まで考えています。

子どもたちはただ文章を書いているのではなく、観察 → 整理 → 説明という、学びの本質を自然にやっています。

これが、ココの杜で大切にしている「考える国語」です。

インコ編|小学2年生の作品

次は、小学2年生の作品です。この生徒さんは、自宅で飼っているインコのマニュアル本を書きました。丁寧に色を塗り、装飾も工夫しています。

実際に飼っているので、ゲージは洗濯バサミで留めて明るいところで、50センチの高さでなど、説明も具体的です。その理由もきちんと書けていて、インコを大切に飼ってほしいという気持ちが伝わってきます。

特徴もしっかり観察して、本人の言葉で書いていますね。実際、集中してあっという間に書いてくれました。書くという喜びを存分に味わえた時間だったと思います。

実際に「飼う」という体験をした子の文章や絵には迫力があります。知ってる事は何でも伝えたい。大切に飼ってほしい気持ちが溢れだす。そして文章に力が宿る瞬間です。

クジャク編|小学2年生の作品

こちらも小学2年生の作品です。

張り切って図鑑を借りてきました。綺麗に仕上げたいからと、孔雀の図はコピーしてほしいとお願いが。全体的にとても丁寧な字で書かれていますね。

これはよくあることなのですが、美しい作品に仕上げたいばっかりに、どの子も習っていない漢字もやたら書きたがります。作品への思い入れが伝わってきますね。

また「白く丸いものは卵といい」などの表現から、相手の立場を思いやるコミュニケーション力も授業の中で育っています。

このようにココの杜では、さまざまなカリキュラムを通して、子どもたちの「書きたい」「伝えたい」を育てています。

ココの杜のキャラクター ココちゃん

お子さまに合うか、まずは試してみませんか?