2026.08.20
「学校どうだった?」と聞いても「別に」しか返ってこない|子どもに話してもらう前に、大人から話してみる

「今日、学校どうだった?」と聞いても、「別に」「普通」「わからない」
もう少し話してくれたらいいのにな、と思うことがあります。
これが大人だったら?
でも、これが大人だったらどうでしょう。
「今日、仕事どうだった?」と聞かれたら、意外とすぐには答えられないこともありませんか?
たとえば、朝、仕事でちょっと褒められてうれしかった。
お昼には同僚と話して笑った。
でも午後には、うまくいかないことがあって少し落ち込んだ。
そんな一日の終わりに、「今日、仕事どうだった?」と聞かれたら……
いろいろあったけれど、どこから話せばいいかわからない。
「うーん、まあ普通かな」
大人だって、そんな答えになることがあります。
その日の出来事を思い出して、その中から「何を話そう?」と選んで、相手にわかるように言葉にする。
考えてみると、これって意外と難しいことです。
子どもの「別に」「わからない」も、話すことがないのではなく、うまく言葉にできないだけなのかもしれません。
大人から話してみる
それなら、子どもに話してもらう前に大人から話してみるのはどうでしょう。
「今日ね、スーパーでこんなことがあってね」
「お母さん、こんな失敗しちゃった」
「さっき、ちょっと笑っちゃったんだけど...」
ほんの小さなことでいいんです。
子どもは、大人が話すのを聞きながら、「こんな小さなことでも話していいんだ」「こんなふうに話せばいいんだ」と少しずつ理解していきます。
身近な大人が話すことは、子どもにとっていちばん身近な「話し方のモデル」になっていきます。
話す力は、一緒に話す日々の中で、暖かな気持ちと共にゆっくり育っていくものなのかもしれません。
ココの杜は、そんな日常の「言葉」を大切にしています。

