2018.08.19
心と文章


3年前に書いてもらったクレープのレシピです。
先日、息子の大学の論文を見る機会がありました。
友達のまで書いてやっている、(ホントはダメなんだけど)というだけあって、構成もしっかりしていて、上手な文章でした。
ただ、根拠から結論への結びつけ方が結構強引で、力業で書いている感じがしました。
そこで母は思い出しました。
そういえばこの子は、小さい時、どんな強い相手にも向かっていく、気性の荒い子どもだったと。
そして気づいてしまいました。
3つ子の魂は消えないんだと。
あの穏やかで優しい表情の裏に、今も内に秘めた炎を持っているのだと。
彼はこの火を強みとして、これからも生きて行くのでしょう。
それにしても、文章は怖いものです。
滲み出てしまうのですね。
その人となりが。
このレシピを書いた女の子は、自分の作ったクレープに大満足で、(元々、とても料理が上手でした) それは楽しそうにこの文章を書いていました。
お手紙でも書くように、丁寧に丁寧に言葉を選んで書く姿に、私は朱を入れられず、このままの形で残してしまいました。
屈託がなく、とても可愛らしい女の子でした。
文章から、彼女の優しさと、クレープ作りの喜びが伝わってきます
(直方教室)
公開日:2018年08月19日(日)
